富士山登山の所要時間や最速は？

富士山登山の所要時間や最速ルートについてご紹介します。

まずは各ルートの所要時間などの情報を見ていきましょう。

[吉田ルート]

登山口の標高：2,305m

距離：登り約6.８km、下り不明

所要時間：登り約6時間、下り約4時間

[須走ルート]

登山口の標高：1,970m

距離：登り約6.9km、下り約6.2km

所要時間：登り約6時間、下り約3時間

[御殿場ルート]

登山口の標高：1,440m

距離：登り約10.5km、下り約8.4km

所要時間：登り約7時間、下り約3時間

[富士宮ルート]

登山口の標高：2,380m

距離：登り約4.3km、下り約4.3km

所要時間：登り約5時間、下り約3時間

1番混雑する人気ルートは吉田ルートで、混雑しないルートは御殿場ルートです。

平成30年の登山者数は吉田ルートは150,845人に対し、御殿場ルートは11,792人でした。

最速ルートは？

続いて、最速ルートについてご紹介します。

最速ルートは『富士宮ルート』

2番目に人気のルートで、山頂を目指すのに距離と時間が短いことが人気の理由かと思われます。

出発地の富士宮五合目は標高2,380mで最も高い標高からのスタートで、高度に慣れていない中で最速で登るので、高山病に注意をしなければならないルートでもあります。

なので、登山初心者には向いていないと言われていますね。

コース自体はシンプルですが岩場はやや多めで、登山も下山も同じルートなので混雑しやすくなっています。

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富士山登山初心者におすすめの日帰りやご来光のルートは？

富士山登山初心者におすすめの日帰りやご来光のルートについてご紹介します。

まずは、富士山登山の初心者におすすめの日帰りコースから見ていきましょう。

日帰りコース

初心者におすすめは『吉田ルート』

富士山を登山している人の半数が初心者と言われています。

コース別の登山者数を見ると、全体の登山者数の半数以上が吉田ルートを選んでいることから、初心者の多くも吉田ルートで登山していることが分かりますね。

[吉田ルートの特徴]

・登山と下山の道は完全に別。

・登山道には山小屋が多くあり、下山道には山小屋はありません。

・救護所が五合目・七合目・八合目にある

吉田ルートの道は、六合目までは平坦で、六合目〜七合目はやや平坦&ジグザグ、七合目以上はやや岩場となっていて、本八合目以上は須走ルートと合流します。

登山は約6時間、下山は約4時間なので、総合約10時間で、休憩を入れても日帰りが可能です。

吉田ルートは山小屋やトイレも多いことからも初心者におすすめと言えますが、人気ルートのため大混雑するので、平日の早朝からを計画しましょう。

初心者で、日帰りで富士山登山した方のブログなどもあるので、参考に見てみるといいかと思います。

ご来光コース

続いて、ご来光コースを見ていきましょう。

ご来光をお目当てに登山する方はとても多いですよね♪

ご来光ルートも『吉田ルート』がおすすめ！

1番人気で初心者にもおすすめのコースとご紹介した吉田ルート。

ご来光は、山小屋での宿泊を登山計画に入れておきます。

夕方までに七合目または八合目の山小屋に到着し、睡眠をとり、夜中に山頂を目指しましょう。

混雑の時間帯を見ると、午前3時〜5時頃は八合目から上が混雑し、ご来光に間に合わない可能性もありますので、時間をずらした方がいいです。

また、混雑する日は山小屋も登山者で溢れてしまいますので、なるべく平日を計画してくださいね。

山頂でのご来光にこだわらない場合や、間に合わない場合などは、吉田ルートでは山小屋からも見ることができます♪

(山小屋からのご来光)

ご来光についてルートごとにご紹介します。

[登山道からのご来光]

吉田ルート：五合目以上で見える

須走ルート：樹林帯を抜けたらどこからでも見える

御殿場ルート：ほぼどこからでも見える

富士宮ルート：場所によっては富士山稜線から上がるように見える

富士山の開山時期は2ヶ月と短いですが、ぜひ登山計画の参考にしてみてください。

これから富士山登山を考えている方は、ルールやマナーなども公式サイトから事前にチェックして、しっかり準備をして登山してくださいね♪

ということで今回は、富士山登山の所要時間や最速、初心者におすすめの日帰りやご来光ルートについてご紹介しました。

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